JUGEMテーマ:花巻市議会
第三号請願…「まん福を中心商店街の活性化と文化活動の拠点にすることについて」
第五号陳情…「まん福を商店街の活性化並びに文化活動の拠点、更には各種集会施設として活用できるよう保存整備することについて」
3月21日、花巻市議会本会議において、第三号請願と第五号陳情について反対の立場から討論を行いました。討論内容は次の通りです。
今回の請願と陳情に対する基本的な考え方は、市が土地や建物を公有財産として取得する場合において、その物件の資産価値と費用対効果をしっかりと見極め、市が取得するにふさわしい「公益性の存在」や市の「全体最適に資するか」どうか客観的な判断が求められるということであります。
現在、市の政策規範である総合計画のローリング(計画改訂)が凍結される現状において、不要不急の財産の取得は市の財政規律を歪める事につながり、市の財政形成過程において、監視者たる議会が極めて異常な事態を出来させる事になりはしないか懸念されます。
市の財政も無尽蔵ではありません。市の様々な問題に対して、何を市が担っていくのかを明確にし、限られた資源を適切に配分し、全体最適をめざした経営で、公共の利益への責任を果たしていかなければならないのです。
公民館的な集会施設の不存在について言及されていますが、地域内には、まなび学園や文化会館、なはんプラザなどの市の公共施設群も多数存在することから、それらの有効利活用こそが財政縮小が避けられない現下において、非常に重要な選択肢であると思われます。
東日本大震災が社会経済の様々な分野に大きな影響を与え、今もなお困窮する被災地や同胞である被災者支援に花巻市も一丸となり取り組んでいかなければならない、この国家的非常事態に、優先的に「まん福」を取得し振興センターとして活用する余地は現在の花巻市にはありません。
尚、趣旨採択とするのなら、その具体について明快かつ説得力ある論旨を披瀝するべきであります。住民の思いは理解できる云々といった、感想「程度」の理由で趣旨採択とするという、いわば「後は当局が何とかしてくれるだろう」という責任回避、付和雷同型の姿勢を議会が示すことは、これまでの議会改革の理念と信条に背を向ける態度に等しいのではないでしょうか。
以上のことを申し上げ、議会が示す責任ある判断は「不採択」であることを申し上げます。
目黒章三郎(会津若松市議会議長)、会津若松市議会の議員定数は30人で、目黒氏は少数会派(3人)で議長となった。なぜ、そんなことが実現したのか…通例の議長選挙と言えば、人数の多い会派から選出されるケースが多い。それには、水面下で自分の会派から議長を出そうと、各議員が動くわけである。早い話が、少数会派では勝ち目がないということだ。しかし、会津若松市議会では、議長選挙の際に候補者が所信をペーパーにして、各会派に配るというやり方に出た。これがきっかけとなり、議員の意識が変わった。これが議会改革の始まりだったと目黒氏は話している。